指甲花工芸作家 有馬春
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ありがとうございます。
指甲花工芸作家の有馬春と申します。
20歳でインドへ旅に出た私は “ヘナ” と出会いました。
心に衝撃を受け、私はヘナアートを始めました。
飽き性な私ですが、不思議とヘナに関しては集中力が途切れないことから、心の底から好きなのだと自覚しました。
現在も作品制作時は心を無にして、手先に集中し、感じるままに描いています。
数年前に右上腕が突然動かなくなり、趣味のフラメンコやインド舞踊を断念しました。
その頃の辛さを紛らわしたのが “ヘナ” であり、手先で楽しめるヘナの魅力にさらにとりつかれることに…
身体にペイントするメヘンディアーティスト “でんでん” として活動していましたが、一生残り続けるアートを作りたいという一心で、現在は和紙や鏡に描いた作品という形でお届けさせてもらっています。
額や和紙のインスピレーションを感じたままにペイントするので、額装された和紙にペイントしていくという私なりの手法となっています。
傷ついた和紙、汚れた和紙、残ってしまった和紙。
古い額。汚れた額。
そんな一般的に不要とされている宝が私のもとに集まり、再び息を吹き返します。
傷のない美しいものだけが美しいとは言えません。
傷や汚れは “個性” となるのです。
失敗して傷がついて成長していく人のように。
作品制作を通じて、表具職人さんや和紙職人さんと出会うことで、世界で1つの “有馬春の世界観” を表現することが叶っています。
個展などにお越しくださるお客様により喜んでもらいたいと、試行錯誤しながら挑戦を続けている毎日です。
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