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ゼロ・グループアート5人展

福井市美術館にて.

私の作品点数は、

大型作品を中心とした15点。

20数メートルの空間です。

ここから、4人の作家の作品が見れます

手前の作品は、

島崎 修水さん

奥は私の作品です。

越前和紙  170㎝サイズで雲肌麻紙という和紙です。

雲肌麻紙(くもはだまし)は、

麻と楮を主な原料に

手漉きですかれた越前和紙の名称。

紙の裏を板につけるため紙の表面

に繊維が絡まりながら雲状に見えることが、名称の由来だそうな。

 

奥は、日高 一成さんの色鉛筆画です。

ステンドグラスは、

篠上 さふみさん。

こちらは、

ミル・ヨウコさん。

今年は、神と紙 その郷のまつり.

 

1300年を記念する大祭の年でもありました。

 

作品制作に没頭していて知らずにいたので、

 

当日になって驚きました。

急遽、滞在を伸ばし早朝お参り、紙神楽をみて、

紙漉きの見学をしておりました。

そこで、たまたま雲肌麻紙を作られてる方が今から来られると、

お聞きしお話を聞くことができました。

工房に行かせていただくとお伝えし、

越前を後にしました。

紙祖神大瀧神社

2年前に、友達に越前に行こうと誘われて

初めて行きました。

その時頂いた和紙で、描いた作品が、

越前の地でまさか

見ていただけることになるとは、

思いませんでした.

 

表具職人さんが、

170㎝サイズの和紙に描いてごらんと

勧めて下さったのが、この和紙でした。

時間が無かったので、

頂いた和紙の束まるごとの中から

選んで下さったのです。

丸めていると汚れているのかなぁ。

なんて思ってしまっていました。

ところが、パネル張りしたとたん

素晴らしく、

美しい和紙だと知りました。

そして、越前の美術館で出展しないか?

と誘って下さった事など

色々なご縁に、

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

 

             有馬春

 

 

 

 

Published in展覧会でのこと あれこれ有馬春作品